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舞台には、本番というタイムリミットがある。あと、少し、まだ行ける、まだできる。でも、何ができるのか? 暗闇からダイヤモンドの原石を見つけ出すような試行錯誤がまだ続く。 身体は疲れている、そして眠い。でも、眠りたくない。一秒、一瞬がもったいない。貴重で、自分の体全体で何が表現できるのか、惜しくてたまらない。食べることの大好きな私が、食べる時間すら惜しいと思っている。 私は、芝居が好きなのだろうか。役者に向いているのだろうか。自分にもっと才能があればいいのにと、苦しいのに、気持ちはどんどんあがっていく。自分にもっと多くの才能があり、どんどん昇っていければいいのに、ひとつひとつの手探りのもどかしさ。 この作業が、麻薬みたいなものだと言うが、終ってみなければわからない。今までの役者人生を振り返れば、そんな自問自答を繰り返して、上に昇っているのかもわからず、今にいたっている。やっぱり、私、役者好きなのかな〜? とにかく、もう、こんな時間だ。寝よう、寝よう、明日がくるように。
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